司法試験経験者、法科大学院卒業生(ロースクール卒業生)、司法修習生の就職支援::Legal Map

実機を使いながら3週間でCCNAを取得 (28歳 男性)


インタビュー

More-Selectionsのキャリアカウンセリング・インターンを経て、ネットワークエンジニアとしてのキャリアを歩まれたA様に、インタビューをさせていただきました。

インタビュアー:吉田(株式会社More-Selections専務取締役)




吉田
今回、ネットワーク技術者として、キャリアを歩まれたわけですが、ネットワーク技術者として、キャリアを歩もうと思ったきっかけを教えてください。

Aさん
きっかけは、吉田さんとの面談でネットワークエンジニア就職に向けたCCNA取得研修を紹介していただいたことです。  私は、2回目の新司法試験に論文で落第してから就職活動を開始したのですが、当初は「今まで学んできた法律知識を活かして法務関連職に就職しよう」と考えておりました。しかし、面接対策本などの就職活動関連書籍本を基にして自己分析を丁寧に進めるうちに「本当に私は法律関係の仕事をしたいのか…?」という疑問が湧いてきてしまい、別分野の職業への就職を考えるようになりました。
そんな折に、吉田さんからネットワークエンジニアという仕事の存在を教えていただきました。そして、自分で同職について調べるうちに、①同職は、顧客の考えるネットワークシステムを聞き出して要件を作成してこれを設計・構築するほか、実際に完成したネットワークシステムを保守・運用し、障害などのトラブルに対処するという、企業活動の強力なサポートを行う業務であるところ、こういったサポート業務は自分の性格に合っているのではないかと考えたこと。②同業界ではきちんとした設計・構築のできる人材がまだまだ少なく、人手不足のために需要も将来性もあると考えたこと。以上の理由からこのキャリアを歩もうと考えました。 なお、これは余談ですが、ネットワークエンジニアのキャリアを歩もうと考え始めた直後に、More-selections内でネット障害が発生し、その修復対応を経験させていただいたことに運命めいたものを感じたことも、決心を強化する一助になりました。

吉田
ご自身がネットワーク技術者に向いているという理由を教えてください(過去の経験談、性格など)

Aさん
私は、組織内の環境整備などを通じて感謝を受けて喜びを覚えてきたという体験から、他人の活動のサポートに快感を覚える性格です。また、機械やPCアレルギーもありません。そのため、自分が企業活動の強力なサポートを行うネットワークエンジニアに向いていると判断しました。
具体的な体験談としては、①中学の部活動では(陸上部)、いつも一番早くに来て用具一式を準備してきた。②高校・大学の部活動では(少林寺拳法部)、部活動が円滑にいくように事務のマニュアルを整備してきた。③法科大学院では、自習室のプリンター・コピー機のメンテナンスをして環境改善を行った。また、プレゼンなどでも議論が円滑に動くように争点を図式化して書面に落とすなどしてきた。以上のような、サポート活動を通じて感謝されてきました。

吉田
ネットワーク技術者の資格であるCCNAの勉強は具体的にどのようにしましたか?またその試験結果も教えてください。

Aさん
まず勉強方法についてお話します。 まずは①入門書を精読して大まかなネットワークの仕組みを把握する。②次に本格的なCCNA用の教科書を読んで専門用語の意味やコマンドを頭に叩き込む(インプット)。③そして、問題集を解いて知識を確かなものにしていく(アウトプットその1)。④実機研修にて実際に実機を通じて設定を行う(アウトプットその2)。という方法を採りました。研修が始まってからは、約3週間、特別な用事がない限り②③を一日15時間以上ひたすら何度も何度も何度も繰り返し、週に2回ほど④を行いました。
具体的な書籍ですが、①の段階では(ⅰ)「一週間でCCNAの基礎が学べる本(株式会社ソウキス・ジャパン)」、(ⅱ)「3分間ネットワーク基礎講座(網野衛二・技術評論社)」を利用しました。(ⅰ)は、ネットワークの概要から入り、丁寧に段階を経て徐々に専門的な知識を学べます。きちんと読めば、読了後に本格的な教科書を読める程の実力が付きます。(ⅱ)は、対話形式の平易な表現を用いてネットワークの概要を説明してくれるので、気分転換がてら、どこでも手軽にサクサク読めるのが魅力です。
②の段階では、研修先の会社から借りた「Cisco CCNA教科書(株式会社CSK)」を利用しました。①の段階をすっとばしていきなり読むには少々敷居が高いですが、①の段階を経ていれば、丁寧な用語解説などから確かな知識を得られると思います。 ③の段階では、これは非常に幸運なことに、研修先の会社様の好意でインターネット上の問題集であるクラムメディア(http://www.crammedia.com/)を利用させてもらいました。同問題集は、本番同様PC上で回答できるうえ、問題自体も本番に類似したものが多く、しかも、正答率を自動的にはじき出してくれるので、自分の実力を客観的に見られます。お手軽に何度も問題を回せるのも魅力ですね。また、書籍での問題集としては、「Cisco CCNA/CCENT問題集(SoftBank Creative)」がお勧めです。同著は最新の試験範囲も網羅し、しかも解説が丁寧で分かりやすいです。
最後に④の段階では、これは非常に幸運なことですが、私は、研修先の会社様にて、プロのネットワークエンジニアの監督下、スイッチやルータなどの実機に触れることができました。そのため、実際の設定を通じて書籍の知識を体感することができましたし、実務のツボを聞いて理解を大いに深めることができました。この実機研修のおかげで、実際にコマンドを入力して設定を行う実技問題では、十分に実力を発揮できたと思います。何より、実際に最先端の現場で働かれている方のご指導を頂き、様々なお話しができたことは、計り知れないほどのモチベーションアップになりました。
次に、試験結果ですが、実は一度目の受験(11月1日)では、1000点中、合格点まで後7点足りずに落ちてしましました。しかし、二度目の受験(11月7日)では、合格点を大きく上回って合格できました。一回目の落第の原因は、設計図を見て現状確認を行うという基礎を疎かにしてしまったことにありました。今思うと、実務に出る前にこうしたいかにも実務的な失敗ができたのは幸運だったと思います。 。

吉田
More-Selectionsのインターン業務でネットワーク関係の業務もしていただいていますが、面白いですか?

Aさん
面白いですね。例えば、私は御社にてネットワーク障害を修復してマニュアル化したり、NASを設置してアクセス制限機能を設定したりするなど致しました。ネットワーク上の障害回復や機能導入といった仕事の良いところは、その成果を直ぐに認識でき、「ああ、今俺この職場で役に立っているんだなぁ…」と実感できることですね。苦戦しつつも通信が成功したりすると、やっぱり快感です。個人的には、こうしたポジティブな体験が、技量向上に向けた勉強へのモチベーションアップにもつながり、良い循環ができつつあると実感しています。もちろん、まだ実務についているわけではないですが、こうした御社での経験は、今後の活動に向けた糧になると思います。

吉田
これからネットワーク技術者としてキャリアをどのように描いていますか?

Aさん
そうですね、内定先では、1月から働き始めるのですが、 現時点では、ネットワークエンジニアとして保守運用案件に入るのが4月からとなっており、 3月末までは営業職をすることになっています。
そこで、短期的なキャリア形成目標ですが、 営業職の期間は、営業を通じてIT企業のビジネスについて勉強し、 同時に、ITリテラシーを強化すべく「基本情報技術者試験」を目指して勉強する予定です。
やはり、将来的にはネットワーク技術者として、コスト面も視野に入れてクライアントのニーズを的確に汲み、 クライアントの期待以上のサービスを提供できるといった質の高い仕事をしたいですから、 こういった経験や勉強を通じてその下地を作ろうと思います。
なお、長期的には、英語も習得してCCIE(CCNA等シスコ系資格の最上位資格)を取得したいですね。 正直なところ超難関ですが、目標を設定して腕を磨けば、自分のためにもなりますし、会社にも貢献できますので頑張ります。

吉田
最後に求職中の方に一言!

Aさん
未熟者の意見で恐縮ですが、最後に3点ほど申し上げます。
第一に、自分との対話を推奨します。私のような司法試験経験者は、今まで何年も何年も積み重ねてきた法律知識があるので、法律関連職などを目指す方が多いと思います。実際、私も当初は法務職を目指しておりました。しかし、「せっかく今まで法律の勉強をしてきたのだから法務関連職を目指そう」と考える前に、今一度「自分は、本当は何がしたいのか、また何に向いているのか」を真剣に考えることをお勧めします。その結果、やはり法律関連職に就きたいと思えば、その道を邁進すべきですし、法務関連職に魅力を覚えないなら、他分野への転身を視野に入れるべきです。というのも、自分自身の真の理想像と現在の求職活動がミスマッチしていると、就職活動に身が入らず、自分の本当の力を引き出せないままネガティブになって行きますし、最悪の場合、思考停止に陥るからです。私も危うくそのようになりかけました。 もちろん、「今までの積み重ねを捨てることは、それに費やしたコストをドブに捨てることではないか」とのご意見もあるかと思います。しかし、まったく別分野に進むとしても、勉強を通じて積み重ねてきた勉強耐久力、論理的思考力、地頭の良さは必ず活きますから、広い視野で考えれば、今までの積み重ねをドブに捨てることにはならないと思います。実際、今回私がCCNAを比較的スムーズに取得できたのも、今まで法科大学院で勉強に邁進してきたからこそだと思います。
第二に、人に相談する際には素直な気持ちで行うことを推奨します。これは私自身の自戒でもありますが、今後の就職活動を進めるに当たって、吉田さんをはじめ、多くの方に相談をすることも多いかと思います。その際に、見栄やプライドを捨てて、素直な気持ちになり、現状、及び、自分が今何を考えているのかを洗いざらい曝け出しましょう。さもないと、的確なアドバイスをもらえないばかりか、自分に嘘をつくことになって、進むべき道が却って見えなくなってしまうからです。私の場合、吉田さんに自分でした自己分析の結果や、今までの生い立ち、英語力などのスキルがないことなど洗いざらいぶつけたことで、今回のCCNA研修を紹介していただきました。仮に私が見栄を張って法務関連職への進路を相談していたら、今回の話は生じえなかったと思います。
最後に、外に出ることを推奨します。私の場合ですが、家の中にこもって就職情報を収集する作業は非常に憂鬱であり、精神衛生上非常によろしくなかったです。ですから、一見遠回りであってもMore-Selectionsでのインターンや、社会人経験を積めるアルバイトなどをこなして、外と交流したほうが良いと思います。趣味の交流会に出るのもありではないでしょうか。

吉田
本日は、大変お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。


インタビューを終えて

AさんはCCNA取得後、約1カ月で内定を獲得されました。(10社に応募し、うち2社から内定を頂いたとのこと。)ネットワークエンジニアに興味のある方は、ぜひ当社までご連絡ください。ネットワークエンジニアになるための方法をお知らせします。





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