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インタビュー

エンジニアリングメーカーの管理部(20代 男性)

この度は、エンジニアリングメーカーの管理部に内定されたAさんにインタビューをさせていただきました。

インタビュアー:吉田(株式会社More-Selections専務取締役)

吉田
この度は、ご内定おめでとうございます。率直に今の感想をお聞かせていただけますか

Aさん
どうもありがとうございます。ほっとしていると同時に早く仕事がしたいです。

吉田
ズバリ、Aさんが内定を取れた勝因は何だと思いますか?

Aさん
2点あります。1点目は他のロー卒の方と差別化できるアピールポイントがあったこと。具体的には体育会の出身でありそちらの経歴が変わっていた点。法務はコミュニケーション能力のある者が欲しいと書かれていることが多くそれと関連させてアピールできました。2点目は志望する企業で譲れない部分とこだわりがない部分が明確で結果的に一般的には門戸の狭い法務においても倍率の低い企業にエントリーしたと思います。具体的には、業務内容の「法務」は譲れなかったです。勤務地はできれば東京が良いがそれをカバーする何かがあれば勤務地にはこだわりませんでした。具体的には内定を頂いた企業は地方だが海外での法務に携わる機会が多いです。企業の規模にもこだわらない、どちらかというと一部上場の大企業よりも中小企業で今後上場する企業でそれに貢献したいと考えており、倍率の低い上場企業でない企業から内定を頂いたことにつながったと思います。

吉田
就職活動中に特に心がけていたことは何ですか?

Aさん
強く志望できない企業にはエントリーしない。他の紹介会社の方には「法務で探していたらまず見つからない」と言われたり、確かに数打てば当たる確率も高くなるとも思ったが、強くいきたいと思う企業でないと、印象付けられる志望動機も書くことができないし、企業の調査も本気でできない。仮に就職しても続かないと思いました。そうした結果最初の2社の企業で1社内定を頂きもう1社も最終面接までいくことができました。

吉田
企業の面接で面接官から好印象を持たれた話(質問に対する回答など)はありますか?

Aさん
強く志望している企業にだけエントリーしていたのでどうしても入りたいという気持ちは伝わったと思います。また嘘をつかないことを心がけていたので、最終面接で落ちた企業様からも誠実な印象を受けたと言って頂きました。内定を頂いた最終面接の際には「今内定を出したらうちに来てくれるのは何%?」と面接の最後に聞かれ「100%です」と即答しその場で内定を頂いた。働きたいと強く思う企業だから即決できたが、それも伝わったと思います。

吉田
応募書類(志望動機、自己PR)を作成するに当たり、特に気を付けていたことは何かありますか?

Aさん
嘘をつかないこと、ただし自分を過小評価せず(試験には受からなかったが精一杯やってきたしこれまでの選択に何も恥じることはないので)最大限アピールしようと考えていました。

吉田
就業先の会社様でどのようなキャリアビジョン(どのようなビジネスパーソン)を目指されますか?

Aさん
転職の有無は別として抽象的には自身の市場価値を高めたいです。具体的には、法務としてプロフェッショナルになることは当然だが、海外での経験を多くつませて頂きキャリアを積むこと(ここが志望した理由のなかで一番魅力的だった)、今後上場も考えている企業なので契約書をただ読めるだけの法務だけでなく、経営陣に意見することもでき頼られる社員になり業績向上に貢献したいと思います。

吉田
最後に就職活動中の方に何かアドバイスをいただけますか?

Aさん
自身が今後どういったビジョンを持つかを明確にすること。面接でも必ず聞かれることであるし、自身の将来が見えなければ企業も見えないと思う。将来どういったことをしたいのか分からない(曖昧な)人間は採用しないと思います。そしてそのビジョンは企業が描くビジョンと合致すること。これは企業調査と面接の際の逆質問で明らかにしていく。採用する人間がしたいことと企業がしてもらうことが合致しなければ採用しないと思います。 内定に至らず落ち込むことも多いと思いますが、落ちたときは「買い時なのに俺をとらないなんてもったいないなあ。ここよりいいとこに絶対内定とる」と思って開き直りも大事だと思います。

吉田
ありがとうございました。新天地で頑張ってください。

インタビューを終えて

Aさんは、地方からわざわざ当社までお越しいただき、面談に来てくれました。体育会系に所属されてきたこともあり、自分の意思をしっかりと相手に伝えることのできる方でした。特に年上の方、初対面の方とのやり取りで重要なのはAさんのように「駆け引きをしない」ことだと思います。「駆け引き」をしているように見えると信頼できません。内定された会社様は、今後国際法務も増加していくとのことなので、英語の学習等を含めて総合的に成長できる環境ではないかと思います。これまで厳しい環境で過ごしてきたAさんなら、プレッシャーを糧に大きく羽ばたいて頂けると信じています。

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