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老舗上場メーカーの法務に内定(30才、男性)


インタビュー


本日は、一社目に現場オペレーション業務を担当した後、「法務」への思いを捨てきれず転職活動に踏み切り、東証一部上場企業の法務部に内定されたAさんにインタビューをさせていただきました。




MS記者
Aさん、ご内定、おめでとうございます!見事、ご希望どおり、法務職での転職を果たしましたね。まずは、転職活動の期間と応募数を教えていただけますか。

Aさん
転職活動期間は約5か月、応募数は15,6社程度です。うち書類選考を通過したのが3社、内定を頂けたのが2社になります。

MS記者
一社目の就職活動時は、面接で苦戦されていた印象ですが、今回は書類が通過してからの内定獲得率が凄まじく高いですね! 今回の転職活動では、前回と異なり、職歴が数ヶ月ある中での転職活動となりましたが、その点は転職活動にどのように影響しましたか。

Aさん
 まず職歴として書類等に反映させていたのが、管理系職種(法務業務は含まず)での正社員経験と法務のインターンシップになります。決して長くはない社会人経験ですが、それでも転職に当たってはプラスの要素が大きかったように思います。 具体的には、まず社会人としての基本的な立ち居振る舞い(ビジネスマナー)が身についたこと。挨拶や話し方一つ取っても、プロフェッショナルらしい印象を与えられるのは大事だと思います。また精神的にも、多少なりともタフになったように思います。採用面接は誰しも緊張するものだと思いますが、取引先との打ち合わせや社内勉強会でのプレゼンに比べれば、個人的にはまだ気が楽なように感じましたから(笑) 加えて、こちらの方が重要かと思いますが、法務のインターンシップを通じて企業法務の仕事を具体的にイメージできるようになったこと。自身が希望している職種の業務に携わり、具体性・専門性を持った話ができるようになったことは、その後の転職活動で大きな強みとなったように感じます。 あとは細かい点ですが、コピー取りなどの雑務を嫌がらない姿勢や、決算業務を担当した経験から未知の業務であってもチャレンジしていく姿勢など、働く上で評価されるポイントを学び取れたのもよかったと思っています。

MS記者
たしかに、前職のご経験やインターンでの法務経験など、「企業内での体験」を元に話が出来るというのは、言葉の説得力という観点からも、かなり強みになると思います。 また、取引先との打ち合わせなどに比べたら面接は緊張しないというのは本当におっしゃるとおりで、通常、中途採用の面接に来られる方は、新卒採用みたいにガチガチになっている人は、まずいないんですよね。 その意味では、厳しい言葉になりますが、ガチガチになっているところを見せている時点で、面接官に社会人経験のなさを強く印象づける結果になってしまっていると思います。やはり、バイトでもインターンでもいいので、 企業内で、企業の人と対話する経験を少しでも積んで欲しいですね。ちなみに、今回、内定を獲得した決め手はなんだったと思いますか。

Aさん
大きく2つあると考えています。1点目は「動機」です。これは単に応募企業の志望動機だけを指すのではなく、これまでの人生における自身の選択や判断の基礎となったそれぞれの動機(行動理由)を 示せるか、という意味です。なぜ法科大学院に進学したのか、なぜ企業法務の仕事をしたいのか、なぜこの会社を選ぶのか…といった質問の「なぜ」に当たる部分です。ここに矛盾やあいまいな点があると一気に評価が下がってしまいますし、 逆に一貫性や説得力があればしっかりとしたビジョンを持って行動していると印象付けることができます。私はこの部分を徹底的に意識し、自己分析や企業研究を通じて、それこそ大学の学部選択から企業への応募に至るまでを 1本のストーリーとして話せるよう準備しました。2点目は人物面です。ここはまさに御社のキャリアカウンセリングを通じて発掘できた点なのですが、場の盛り上げ役となる明るい性格や世代・性別を問わず仲良くなれる コミュニケーション力といった自身の持ち味を、具体的なエピソードを交えて書類に記載し、面接時にも話すようにしました。私のように職歴が短い(もしくは無い)人にとって、企業の求める人物像と マッチしているというアピールは特に重要になってくると思います。

MS記者
いやはや、まさに、全ての司法試験経験者にお手本として欲しいような、素晴らしい面接準備をされていたと思います。それだけ、真剣に就職活動・転職活動に向かい 合って来られたということなんでしょうね。ところで、2社様から内定を獲得していたかと思いますが、今回、内定をいただいた企業様への転職を決められた理由は何ですか。

Aさん
 ①グローバルに事業を展開している企業で、スケールの大きな業務に携われると感じたこと、②職務内容も契約法務を中心に、知財や会社法関連など、幅広い経験を積める環境であること、 ③業種が素材メーカーで、縁の下の力持ちとして社会を支えていく点に魅力を感じたことの3点が理由です。                     

MS記者
Aさんは、一社目の就職活動時から、ずっとそれらの点にこだわって活動をされてましたよね。念願叶って、そういった企業への転職を 果たされ、個人的にも感慨深いものがあります。それでは、最後に、現在就職活動中の司法試験経験者に一言お願いします。

Aさん
 私も過去に就職活動が上手くいかず長期化してしまったり、あと一歩のところで不採用となり悔しい思いをした経験を持っています。 このような時に大事なのは、とにかくアクションを起こし続けることです。立ち止まらず、腐らずに粘り強く続けていれば、努力が報われる日が必ず来るはずです。 一方で(これは自身の反省でもあるのですが)、就職活動一辺倒にならないようにすることも大事だと思っています。特に就活中である程度時間に余裕のある方は、これをチャンスと捉えていただき、 語学をはじめ資格の勉強をする、ボランティアなどの社会活動に取り組む、海外に行って見聞を広めたりするといった、のちのちに繋がるような時間の使い方をお勧めします。 そして、最後はご縁の問題もありますので、うまく進まなくてもあまり悲観的にならないようにして、前向きに頑張っていただけると良いかと思います。 一人でも多くの方がご自身の望まれる仕事に就かれ、活躍されることを願ってやみません。

MS記者
的確な分析と熱いメッセージを、ありがとうございました。Aさんは、法務担当者に物凄く向いていると思いますので、その高い素養を活かして頑張って来てください!

インタビューを終えて

Aさんは、一社目の就職活動に苦労され、ようやく法務以外の職種で就職を果たされた後、やはり法務担当者としてのキャリアを歩みたいと一念発起して、法務部への転職を果たされました。 弊社主催の契約法務通信講座に申し込まれて、法務の基礎をしっかりと学び、同じく弊社でご紹介した企業の法務インターンにもご参加されるなど、なんとかして法務実務経験のなさを埋めようと、積極的に 活動をされていたのが印象的でした。就職活動が長期化されている方の中には、「今のままの自分で勝負しよう」、「今の自分を評価してくれる企業に行こう」という発想の方が少なくありませんが、Aさんのように、日々、少しずつでも自分の 市場価値を高めるために、自分自身に何かを足す活動をして行って欲しいと思います。

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