司法試験経験者、法科大学院卒業生(ロースクール卒業生)、司法修習生の就職支援::Legal Map

事業開発会社に就職(30代 男性)


インタビュー


More-Selectionsのキャリアカウンセリングを経て、事業開発会社に就職されたA様に、インタビューをさせていただきました。

インタビュアー:吉田(株式会社More-Selections専務取締役)




吉田
まずは3ヶ月半のインターンおつかれさまでした。そして就職改めておめでとうございます。本日はインタビューよろしくお願いします。

Aさん
こちらこそお世話になりました。本日はよろしくお願いします。

吉田
まずどうしてMore-Selectionsのインターンを受けようと思ったのかお聞かせいただけますが?

Aさん
今年が新試の3回目だったので結果の如何にかかわらず就職活動をしなければいけない状況でして発表前の時期をなるべく有意義に過ごしたいと考えておりました。 そんな中どちらの結果に転んでもベストな選択という意味でMore-Selectionsのインターンを受けました。すなわち、普通の企業でバイトなどをすると、広い意味での法律の世界から離れてしまいますし、法律事務所でバイトをした場合、事業会社への就職には直接的には役に立たないと考えたからです。 More-Selectionsでのインターンは別に法務の業務がメインでは全くありませんが、法務担当者や弁護士とのコネクションがある会社ということで広い意味での法律の世界から離れることなく、企業に対して営業するという業務を通じていろいろな企業の存在を知ることができ事業会社への就活の良い準備になると思い受けた次第です。

吉田
なるほど。手前みそになってしまいますが、大変良い選択をされましたね。 インターンに来る前は就職活動をされていましたか?

Aさん
試験直後から短答発表までは気持ちも落ち着かず、バイトするか図書館に行って定年したと思われるおじさんたちに混じって法律と関係ない本や雑誌を読んで時間をつぶしてました。 就活は全くしてませんでしたね。まだ合格の希望も抱いてましたし。就活は9月の発表の次の日から始めました。その日もインターン業務でしたが笑

吉田
短答発表直後の弊社の無料セミナーに参加されたのがMore-Selectionsとの出会いでしたね。 では次にインターン業務のなかで、勉強になったことを3つ挙げていただけますか?

Aさん
そうですね。一番勉強になったことは、何かを成功に導くには量が大切であり量は質に転化するということですね。 これは電話営業を通じて学びました。司法試験の勉強をしているとどうしても質を追求しがちで、少なくとも僕の場合はそうでしたが、量がどうしてもおろそかになってしまう気がします。 なんだか抽象的ですが、一番勉強になったといえばこれですね。人材紹介業というのは、人材のニーズは一定程度あるという仮説で業務をするわけですが、紹介まで たどりつける確率が仮に5%だとすると20件電話すれば1件とれる計算になります。ところが20件電話しても1件も成約に至らない場合もあるわけです。そうすると前提が間違っているんじゃないか、司法試験受験生なんかどこも受け入れてくれないんじゃないかという気になってしまいかねないんですが、100件電話すると5件とれるもんなんですね。その5件はたまたま最後の90件から100件にすべて含まれるかもしれませんが、量をこなせば、一定の結果は出るということです。

吉田
これは企業へのエントリーについても同じことがいえますね。

Aさん
おっしゃるとおりですね。 次に勉強になったことは、営業の一連の流れを身をもって学べたことです。電話で新規顧客を開拓してアポを取り、社長と同行あるいは一人で相手先に訪問し 事業内容等を説明し、相手先のニーズをヒアリングして人材を調整して紹介の成約にたどりつくという一連のプロセスです。 人材調整の部分は自分はほとんどタッチしませんでしたが、社長と同行して相手先に訪問することはとてもワクワクしただけでなく、法務か法務以外かで進路を迷っていた自分にとって大きな影響をもたらしました。 アポは他の自分の大事な予定をキャンセルしてでも同行してましたね笑

吉田
営業と聞くだけでエントリーを検討さえしない方が多いですが経験してみるとおもしろいポジションだということがわかりますよね。なんといっても利益を生み出す原動力となるポジションですから。

Aさん
正直自分もインターンを経験するまでは進路選択の中に入っていませんでした笑 3番目は人にはそれぞれ適正があるということを頭だけでなく心から理解できたということです。 僕がインターンをしていた時期は多いときで10人くらいがシフト制で勤務してましたが、それぞれ得意なことが違うんだということを自分の目で見ることができたことは自分の進路を考える上でとても役立ちました。もちろんみんなそれぞれ優秀な方々なのですが、その中でも得意なことはそれぞれ違います。 そんなことは当然だと言われればそれまでですが、様々な業務を通して具体的にそれを見ることができたのはやはり大きいです。 実際適性に応じて電話営業の他に適宜調査業務や資料作成、HP更新などのいろいろな業務を割り振られまよね。その中で自分は今後何を「売り」にしていきたいか、いくべきかを考えることができました。

吉田
早い時期にインターンを開始された分、自分をゆっくり見つめる時間がとれたのは良かったと思います。次に就職活動についてお聞きしますが、今回内定を取れた要因(勝因)は何だとお考えですか?

Aさん
何でしょう。正直なところ、これと言い切る自信はありません。 ただ、一般的な「司法試験受験生」というイメージを良い意味で裏切ることはできたのではないかと思っています。強いていえばこれが勝因でしょうか。 履歴書を見ただけだとどんなヤワな奴が来るのかと思われたみたいですが、More-Selectionsでのインターンでの様々な経験を話しておもしろそうな奴だと思われたのではないかと。もちろん「〇ヶ月間インターンやってました」っていうだけではまったく勝因にはなりませんが、自分は社長、専務に続く三人目の役員だという気概で業務をやってましたから話すネタには困りませんでした。 今考えても数ヶ月間More-Selectionsでインターンをやれば、ネタに困らないくらいの経験はできると思いますね。

吉田
宣伝ありがとうございます笑

Aさん
あとは司法試験の不合格、まあ社会一般でいう挫折に対してちゃんと向き合う姿勢を示せたことは勝因の一つだと思っております。

吉田
確かに不合格を引きずった人材をあえて採ろうという企業はないでしょうね。

Aさん
あと一つ言い忘れましたが、その会社に入りたいと強く思えたことですね。 会社の理念や事業内容について強く共感できたので一つ一つの質問について逃げの返事をすることなく答えられました。 たとえば「法務で年収いくらくらい」という感じで会社を選ぶと、いざ志望動機を聞かれても説得的な答えを返すことは 難しいのではないでしょうか。まあ少なくとも自分はそうでした。会社の理念や事業内容に100%は難しいとしても 70、80%くらいは共感していれば、履歴書での記述や面接での発言がブレない、というか説得的になると思います。

吉田
軸の確立は大切ですね。 次に就職活動で最も困難だったことは何ですか?

Aさん
志望企業の選定が自分は一番困難でした。選定できないから当然エントリーもできないことに・・・。 吉田さんからも、「就活してますか?エントリーしてますか?」と何度も心配されましたよね。 上で量が大切だということを学んだと言っておきながらまったくそれを実践できませんでしたね笑

吉田
どうやってそれを乗り越えたのですか?

Aさん
正直最後まで乗り越えられませんでした。結局5社しかエントリーできませんでしたから。 就活がもう少し長引けば、手当たり次第とまでは言わないにしても、3日に1社エントリーするとか ノルマを決めてエントリー数を増やそうかと思ってましたが。 えり好みしていると言われればそれまでですが、自分の中では行きたいと思える気持ちがそれなりに強くないと エントリーできませんでしたね。 エントリーすると決めてからの書類作成・提出は早かったと自負してますが。

吉田
強気な就活でしたね笑 応募書類で工夫したことはありますか?

Aさん
自分の場合はシンプルさ、簡潔さを心がけました。 もちろん書類だけで内定をゲットするくらい盛り込むべきという考え方もあると思いますが、 人事担当の方が忙しい中書類に目を通すことを考えるとシンプル・簡潔が一番と自分は思います。 もちろん興味をもってくれるような要素は可能な限り盛り込みましたが、冗長にならないようには 気をつけました。実質的には書類落ちはゼロだったのでこの方針は良かったと今でも思います。

吉田
自己PR書を添削すると普通もっと削りましょうとなるのですが、 もっと書き足しましょうと言ったのは初めてだったのを覚えています笑 では、面接で工夫したことはありますか?

Aさん
言いたいことを一方的に長々と話したり、逆に、はい・いいえでしか答えないなど コミュニケーション力不足とみられないよう適量の返事をするようには気をつけてました。 あとはネクタイのティンプルをしっかり作ったりとかですね。 中身を見てもらいたいと思えば思うほど外見にも気を配るべきだと僕は思います。 行政法で訴訟要件が重要なように、就活で社会人らしい外見は重要だと思います。

吉田
試験勉強はそういうところでも生かせるのですね。 ところで、入社を決意した会社に決めた理由は何ですか?

Aさん
営業職からスタートして将来的には経営に近いポジションに行きたいと考えている自分にとって 一番成長できる環境だと思えたからですね。 あとは、先ほども話に出ましたが、会社の理念・事業内容に強く共感できたことです。 どんなものでも売るのが営業という考え方もあると思いますが、やはり自分が共感できない商品を売る というのは長くはできないかなと。

吉田
確かにそうですね。では、内定した会社が自分に求めているものは何だと思いますか?

Aさん
直属の上司には「今のところ熱意しか買うところはない」と言われました笑 会社としてはようやく成長軌道に乗り始めたベンチャーですので、 指示待ち人間ではなく、経営者の気概で積極的に関わっていく姿勢を求めていると理解しています。

吉田
More-Selectionsでやっていたことがそのまま活かせますね。 将来はどのような仕事をしたいですか?

Aさん
まずは今の会社にしっかりと貢献したいと思っております。 インターン中、社長にとても近いところで仕事できたおかげで 経営に興味が出てきてます。何の事業をするかはまだまったく構想がないですけど。 会社として利益を出すことは、法曹とは違う形にはなりますが、社会貢献であると思いますし。

吉田
頼もしいかぎりですね! 最後に求職活動中の方に一言いただけますか?

Aさん
やりたいことを見極めてこれと決めたら地域・国を問わず千社応募する覚悟でやれば 一喜一憂することなく内定を獲得できると思います。 まず、本当に法務なのか。確かに今までやってきた勉強を考えれば その延長としての法務ということになります。しかし、本当に法務なのかと。 これは自分も相当迷いましたが、サンクコストと考え、ゼロベースで職種を考えるべきですね。 その上で、千社応募するつもりでいけば、990社目くらいには運命の会社にあたると思います。 先ほども述べましたが一定の確率で内定を獲得できるとしても母数が小さいとゼロになりかねません。 1社でも落ちると凹むのはすごいわかりますが、敗因を分析し、改善できるところは改善し、 次にいく。一度は士業を目指した者として困難な状況にむしろ燃えましょう! すみません。全然一言では終わりませんでしたね笑 ただ、企業に「司法試験受験生」を売り込んでた身としては、応援の気持ちで一杯です。 More-Selectionsをフルに活用してください!

吉田
最後まで宣伝ありがとうございます。 今日はお忙しい中どうもありがとうございました。 今後の活躍を期待しています。

Aさん
こちらこそありがとうございました。 「元司法試験受験生」の一人としての気概、また「元More-Selectionsインターン生」の一人としての気概を 忘れずにがんばります。

インタビューを終えて

Aさんは、大企業ではなく経営者に近いポジションで働きたいとの考えから、今回も10人前後のベンチャー企業に就職されました。当社のインターンシップでも自発的に動いていただき、「仕事」を通して、多くのことを学べる方であると確信しています。指導が厳しい企業に入社されることになりましが、是非持ち前の「行動力」を持って、成長していただきたいと思います。

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